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現代パロ 芸能事務所ステラプロダクション編

芸能事務所現代パロネタです。
長いのでヒマつぶしの読み物にどうぞ。

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【イントロダクション】

「スナイプファング」
ボーカルとギターによるユニットは、突如インディーズ界に現れ、
その並外れた歌唱力と類い稀なるメロディーであっという間にファンを獲得し、
次々と対バンをバンド名の通り食い潰して来た……
しかし絶頂の人気の中、彼らは突然の休止を宣言した。
理由も告げず舞台を降りた二人。その訳はー………

「わしゃあ訛りがぶち強いけぇのぉ、恥ずかしいんじゃ!標準語のMCも!インタビューも!なんでもない会話も!!」
ボーカルのショウは、訛りのきつい照れ屋さんだった。
「オレだって事務所の意向でカッコつけてるけど!ほんとはアニソンとか電波ソングが作りてーんだ!今期のノイタミナ枠とか日5について語り合いてぇんだ!」
ギターのミツルは、アニソン好きの重度のオタクだった。
「あなたたち、本当に好きなことをやりたいのなら」
黒いスーツに身を包んだ金髪の女性が、二人に声をかけた。
「私たちと来ない?会社を立ち上げたいの」
これがステラプロダクションの創立メンバーであった。

【創立メンバー】
◆七瀬樹(ななせいつき)
 社長兼プロデューサー。人の才能を見抜く力があり、メンバーの才能を伸ばしていく。
 謎の絶対音感をもつ。本人はメディアに一切露出しない。

◆セロ
 謎多き美人有能秘書。あらゆる仕事をこなす。本名は誰も知らない。
 ショウとミツルをスカウトした。
 仕事に関してはかなり厳しい面をもつ。

◆谷月匠(やづきしょう)
 美声の持ち主で天才的ボーカリストだが、訛りがひどい。
 普段はおおざっぱで老人のようにのんびりしているが、マイクを持つと人格が変わり
 攻撃的で力強い歌声を披露する。イツキに惚れている。

◆三星充(みつぼしみつる)
 類い稀なる作曲・ギター演奏センスを持つが重度のオタク。オフの日は一日中アキバを歩き回るため妙に足腰が強い。
 好きなシリーズは偽装戦士ガンサクと魔法少女マジョリカ☆マジョルカ。
 アッパーでテンポの速い曲やギターによるリードやシャウトを取り入れた力強い曲が得意。
 一方、ふにゃふにゃでキラキラな電波曲作曲の名義は「Mi☆Chu」。

◆日向鈴(ひなたりん)
 ヘアメイクを担当するおっとりした女の子。人手不足から自ら事務・雑用を手伝うことも。
 見た目にそぐわぬ怪力で、セットの移動も難なくこなしてしまう。

◆天霧普(あまぎりあまね)
 フリーのベーシストだったが専属ミュージシャンに。
 技術はあるが女性関係にだらしなく、一ヶ所に留まることがなかった。
 趣味でカメラもたしなみ、プロダクションのほとんどの写真を手がけている。


【アイドルグループStella☆knightの集合】
所属アーティストのオーディションがひっそりと行われ、
素晴らしい運動神経、申し分ない歌唱力、そして人を引き付ける笑顔と愛らしい姿をもつ
アイドルとしての頂点に立つべき少年を発掘した。
彼は優勝を手にしたとき、嬉しそうに言った。
「立派なアクション俳優になれるよう頑張るぜ!」
彼が入る場所を間違えたと気付いたのはこの時だった。
同じ頃社長は歌舞伎界のはぐれもの、ツバサと日銭に困り果てているユウキをスカウトする。
そして事務員として、ムダにいい声をもつ地味な青年が入社してくる……

【Stella☆knight関係者】
◆輝山拓篤(かぐやまたくま)
 いかにもアイドルといった愛らしい姿を持つがただの特撮好きの脳筋。
 スタント経験があり身体能力が異様に高い。アクションや体当たり番組に強くダンスが得意。
 プロダクションの稼ぎ頭だが生活能力は皆無で、ワタルの下宿に転がり込んでいる。

◆代崎翼(しろさきつばさ)
 歌舞伎名門永村屋の御曹司だが、優秀な弟に立場を奪われ非常に居づらい思いをしていた。
 サバサバした性格で中性的な魅力をもち、老若男女問わずファンがいる。演技派でどんな役もこなす。

◆梶原裕貴(かじわらゆうき)
 借金を残し蒸発した父と病気がちな母、まだ幼い妹を持つ苦労人。
 もともと器用なうえ、金が絡むと驚異的な能力を発揮する。ギャラが発生する限りどんな仕事も断らない、と
 各方面に重宝されることになる。可愛い顔を作るのが得意なためグラビア依頼が多い。

◆羽々切渉(はばきりわたる)
 事務員として入社した地味な青年。頭の回転が早く、物事の分析や処理に長けている。
 美声と高い言語能力の持ち主で、どんな相手でも彼の説得には説き伏せられる。
 でも地味(大切なことなので二度言いました)。歌や司会、アナウンスなど声を生かした仕事が得意。
 事務所はアマネに紹介された。


【ライバル出現!ロックとクラシック】
スナイプファングがもたらしたものは、喜びや歓声、プロダクションの設立だけではなかった。
彼らの活躍により、ごっそりと活動の場を奪われてしまった者、
「あいつらには敵わない」と自ら逃げ出すものもいたのだった。
そうして解散に追い込まれたバンドのひとつ、リアストリングのギターボーカル・アキラは
ミツルの腕も認めていたが、今では移籍しやりたい放題に聞いたこともないような
電波曲を作っていることを知り憤慨する。
「ミツル!!貴様は自分が恥ずかしくないのか…俺と勝負だ!
 俺が勝ったら、元の事務所に戻りかつてのような音楽を続けろ!」
「いいよ、だってオレは好きなことをやっている今が一番楽しいんだ、負けるはずがないよ!…オレが勝ったら、こっちへおいでよ」
そして同時刻、隣のスタジオへ来ていた少女がいた。
「なんですの?このうるさい音は……」
様子を覗き見た少女、マユはその瞬間運命の出会いを経験する……

【リアストリングとクラシック班】
◆東雲暁(しののめあきら)
 ロックバンド・リアストリングのギターボーカルをしていたが、スナイプファングの出現により
 人気を奪われ解散に追い込まれた。そのためミツルを敵視していたが、なんだかんだあったあと親友に。
 才能はあるが、口下手で人付き合いが苦手なため誤解されやすい。動物が大好き。

◆一文字真由(いちもんじまゆ)
 超お嬢様音楽学校に通う令嬢ピアニスト。
 ワガママで高飛車だが、意外とミーハー。
 生まれてからクラシックを一筋に学んできたが、偶然アキラの姿を見かけ
 自分の世界にはありえなかったワイルドな演奏に一目でファンになる。

◆不知火虎徹(しらぬいこてつ)
 マユの専属ボディーガード兼教育係。
 恐ろしく強いが、恐ろしく空気が読めない。マユにあわせて音楽を学んでいたため弦楽器を弾ける。
 会場の警備員として適当なところに配置しておくとすごく働く。

◆神代千早(かみしろちはや)
 マユと同時期にセロがスカウトしてきた謎の少年。非常に無口で、文句ひとつ言わずロボットのように仕事をこなす。
 マネージャーとしてマユのあらゆる仕事の補佐をする。


【V系バンド、STRAY BUTLER 爆誕】
「なんかもうちょっと殺伐としたガチな音が欲しい」という社長の無責任な発言により、
急遽新バンドの勧誘を行うことに。シラヌイとマユの伝手で作曲家ムラマサに相談すると
すぐに優秀なプレイヤーが集まった。ただし、彼らは性格に問題があったのだ……

【STRAY BUTLER関係者】
◆安綱希利人(やすつなきりと)
 ユルいギタリスト兼ボーカリスト。良くも悪くも現代っ子で、刹那快楽主義。
 早弾きやリードを担当するミツルに対し、安定した技術でリズムギターを担当することが多い。
 ちょっとキラキラした名前がコンプレックス。
 好みなら女も男もイケる(本人談)。

◆兼定和泉(かねさだいずみ)
 無口なドラマー。職人気質かつ器用貧乏でなんでも習得してしまうが、やる気は薄い。
 雄々しい見た目に女子みたいな名前がコンプレックス。
 ヤスツナと同棲している。花を愛する元ヤン。

◆村正千士(むらまさせんじ)
 作曲家。かつてオーケストラの指揮を執っていたが、楽団のいざこざで引退した。
 サヤの教育係。

◆剣菱紗夜(けんびしさや)
 11才にしてあらゆる技法を駆使しさまざまな曲を弾きこなす天才バイオリニスト。
 ただし世間知らずでおっとりしすぎているお嬢様。何度か誘拐されたことがある。


ほそく
 ショウとミツルのスナイプファングはa.b.sやグラロデのハードロック、
 アキラのリアストリングは所謂ロキノン系、執事隊は黒執事、
 ステラナイツは某J事務所あたりを想像していただけるとわかりやすいかと思います。
 なんかそんな感じで。名前の元ネタになった人がわかってしまってもどうかそっと見守ってください。
 
 
 

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